2020年 東京オリンピックは私たちに何をもたらすか ①

こんにちは。ちゅん太郎です。

2020年、東京オリンピック開催まで残り1000日というニュースを見て、オリンピックを日本で開催する意味を考えました。全3回に分けて、2020年 東京オリンピックが日本に何をもたらしてくれるのかを考え、思ったことを記していこうと思います。

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2020年 東京でオリンピックを実施する意味

2013年9月7日、ブエノスアイレスで開かれた第125次IOC総会において開催地選定投票が行われ、開催地が東京に決定。アジアで初の同一都市による複数回開催となり、開催が決まった際には大変な盛り上がりを見せました。

 しかし、いざ開催が決まって準備が進み始めると、エンブレム問題新国立競技場の計画見直し費用分担の問題など課題や問題が表面化してきました。

ここまでのお金や人員を使って日本でオリンピックを開催する意味があるのか。そんなことを感じた人は多いのではないでしょうか。

 

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オリンピックはただのスポーツイベントではない

世界最大のスポーツの祭典であるオリンピックを自国で開催することは大変な名誉あることだと思います。日本国民としても、日本でオリンピックを見ることができるなんて一生に1回あるかないかの貴重な機会です。これだけでもオリンピックを招致するメリットは十分なのかもしれませんが、ここまでのお金を投じてすることではないとも思えます。それでは、オリンピック開催にはどんなメリットがあるのでしょうか。

 

観光客の増加に伴う経済効果

オリンピックをきっかけに海外から多くの外国人観光客が訪れ、宿泊・買い物・観光などで莫大な経済効果が期待できます。日本政府としても「観光立国」を目指し、東京五輪開催の2020年には訪日外国人年間4千万人、2030年には年間6千万人の目標を掲げています。宿泊施設や、治安などの課題は多いものの、オリンピックを機に多くの外国人に日本を訪れてもらい、ファンになって帰ってもらえれば、再度日本に観光にくるという人も増えてくるでしょう。

 

技術や文化を世界にPRできるチャンス

リオ・オリンピック閉会式のパフォーマンスは世界中で話題になりました。日本の技術やサブカルチャー分野を盛り込んだ素晴らしい大会になると世界が期待をしています。この注目の舞台は、世界に日本をアピールするチャンスです。1964年の東京オリンピックでは第2次世界大戦での敗戦し、すべてを失った日本の戦後復興を世界にアピールした大会でした。2020年はどのようなメッセージを世界にアピールするのかも注目です。

 

建築・インフラ整備によるメリット

オリンピック開催に向けて競技会場を含め、様々な建築やインフラの整備が行われていきます。地下鉄などの延伸や道路の整備など構想段階のものを含めて、さまざまなアンが出ています。首都圏にお住まいの人は、生活に直結するメリットになりますね。また、こちらは短期的に大きくお金が動くものです。建築業界とってはとても景気のいい話ですし、経済効果を期待できるでしょう。

 

いかがでしょうか。今回の第1回は、基本的なオリンピックの情報がメインでした。

第2回では2020年 東京オリンピックどのようなコンセプトでやっていくべきなのかという観点から考えて行きたいと思います。このオリンピックで日本は何を世界に示していくのか。また、今回あげたような一般的なメリットの他に実際の東京オリンピックでもたらされる効果はまで落とし込んで話していければと思います。

 

ぜひ誰かに話てみてくださいね!バイちゃ!